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酸性食品やアルカリ性食品って知ってますか?

2016/03/07



食品には、酸性食品とアルカリ性食品と分かれているのはご存知ですか?
どうやって分かれているかというと、PH(ペーハー)値で分かれています。
      ※PHとは→酸性やアルカリ性にどれだけ傾いているかということを表します。
酸っぱいから、PHが酸性に傾いているから酸性食品とは限りません。
PH値だけで判断するのではなく、体内に入った時に、酸性、アルカリ性に傾くかによって
区別されます。
食品そのものではなく、食品に含まれる〝ミネラル〟が酸性かアルカリ性かで判断しています。
主に『酸性』を示すミネラル→塩素、リン、硫黄など
       『アルカリ性』      〃     →ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど
では、どのように分類されるでしょうか?
1.酸性食品.アルカリ性食品とは?
  1)酸性食品

動物性食品
  チーズ、バター、マーガリン、卵(卵黄、卵白)、鶏肉(脂質の多いもの)
  豚肉、牛肉、ハム
  塩いわし、鮭
穀物
(精白大麦、そば粉、小麦粉など)
豆類
(そら豆、えんどう豆など)、
くるみ、ココア、チョコレート
野菜類
(ネギ、アスパラガスのみ)
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 2)アルカリ性食品
野菜類
きゅうり、トマト、かぶ、にんじん、大根、ほうれん草、キャベツ、カボチャ
果物類
いちじく(乾)、ぶどう、なし、など
きのこ類、海藻類(昆布、わかめなど)
牡蠣、牛乳  ※動物性食品(乳汁、鳥獣肉類の血液のみ)
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2 体への効果とは?

 酸性食品を毎日たくさん食べ過ぎてしまうと体内のPH値が酸性に傾いてしまいます。

 口の中が酸性の状態になっているとむし歯は進行しやすくなります。

酸がむし歯を進行させてしまうのです。

アルカリ性食品は、酸性に傾いた口の中を中和してくれる働きがあります。

酸性食品の食べ過ぎ、飲み過ぎは、炎症、エネルギーの低下や免疫不全などを

引き起こす可能性があります。

健康を保つには、体内を弱アルカリ性(PH 7.4)に保つことが理想です。

酸性食品とアルカリ性食品をバランス良く摂ることで、
身体の機能を正常にする事ができます。
3.まとめ
酸性食品、アルカリ性食品はどちらも、からだには必要な大切な食品です。
その中でも、アルカリ性食品の昆布やわかめなどの海藻類は、
ミネラルが豊富に含まれているため、なるべく毎日摂取されるといいでしょう。
何か偏った食事ではなく、酸性、アルカリ性どちらの食品も
                               適量にバランスよく摂り健康なからだを作りましょう〜!
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