歯の豆知識コラム一覧へ

口呼吸から鼻呼吸に変えることが大切

2016/04/25



 

あなたは口呼吸?鼻呼吸?

みなさんは自分が口呼吸をしているか、鼻呼吸をしているか、ご存じでしょうか?
「自分ではよくわからない」という人も多いかと思います。

でも、朝起きたときの口の中の様子や、普段の歯や鼻の状態から、ある程度見当はつきます。

 

「口呼吸チェックシート」で、チェックしてみましょう*\(^o^)/*

 

朝起きた時に口臭を感じたり、口内炎がらできやすい人は、口呼吸をしている可能性が高いといえます。
歯並びが悪いというのは意外かもしれませんが、くちびるがしっかり閉じていないと、
前歯がくちびるできちんと押さえきれず、徐々に前歯が出てきたり、

その隙間を埋めるように別の歯が動いたりするのです。

チェックシートのうち、3つ以上当てはまれば、普段から口呼吸をしている可能性が大。
心配でしたら、ご相談ください*\(^o^)/*

 

                口呼吸チェックシート

□ 1. ふと気がつくと口が開いている
□ 2. 目が覚めたとき、くちびるが乾いている
□ 3. 目が覚めたとき、口がネバネバしている
□ 4. 目が覚めたとき、喉がヒリヒリする
□ 5. 目が覚めたとき、喉にタンがからんでいる
□ 6. 目が覚めたとき、口臭を感じる
□ 7. 歯をちゃんと磨くのに、出血したり歯石がたまる
□ 8. 歯をちゃんと磨くのに、前歯が薄茶色に変色する
□ 9. 口内炎ができやすい
□ 10. 歯をちゃんと磨くのに、むし歯ができやすい
□ 11. 歯並びが悪い
□ 12. 風邪をひきやすい
□ 13. 鼻がつまりやすい
□ 14. 手が荒れやすい、肌が乾燥しやすい
□ 15. 横向きまたはうつ伏せで寝る

 

 

「いびき」も口呼吸、くちびる力と関係がある

 

 周りの人をうんざりさせて、本人も肩身が狭い「いびき

 

このいびきの原因をたどっていくと、これもまた、くちびる力、口呼吸と関係することがわかります。
そもそも、いびきはどのようにして起きるのでしょうか。

 

喉の奥にある空気の通り道(気道)が狭いほど、大きな音を立てて空気が通過していきます。
気道が狭くなる原因として、これまでは「肥満」と「のど周辺の炎症による腫れ」があげられてきました。

最近、「くちびる力」の低下が、気道が狭くなる、つまりいびきの最大の原因ではないか、

と考えるようになってきています。

くちびる力が弱くなり、口を開けて寝るようになると、その動きに関連して舌の後部が

 気道の方向に垂れ下がってしまうのです。

その結果、気道が狭くなり、いびきが大きくなるというわけです。

image

つまり、「くちびる力をつける」「口呼吸をやめる」の二つです。
肥満がちなためにいびきをかく人は確かにいるのですが、一番大きな原因は
くちびる力が低下し、舌の後ろが落ちて気道を狭くすること。

くちびる力をアップするトレーニングを行えば口を閉じて寝られるようになり
舌の後ろが気道に落ち込むことがなくなります。
また、口呼吸もなくなるので、喉の腫れを防ぐこともでき、一石二鳥といえます☝️

トップページに戻る