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神経を初めてとる治療

2016/12/23



 

神経のある歯がズキズキ痛んだ経験はありませんか?
歯の中にある神経が何らかの原因によって炎症を起こしてしまうことを歯髄炎といいます。歯髄炎になると歯の神経をとる治療が必要です。

 

神経をとるのはどんな時?原因は?

むし歯が象牙質の深い部分まで到達、または神経まで到達している
歯周病が進行している
噛み合わせが異常に強く当たってダメージを受けている

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など、最初は冷たいものがしみていたのが熱いものまでしみるようになり、やがて
じっとしていても痛みがある
または神経が死んでしみるなどの痛みを感じなくなることもあります
この場合は歯髄反応をみるために電気診断で確認します

 

神経をとる治療の流れ

① レントゲンでの確認(レントゲンで分かりずらい場合にはCTをとって確認しますimage

② 麻酔をして痛みが出ないようにします
③ 詰め物 被せ物があれば除去します
④ 根の治療を開始します
⑤ リーマ ファイルなどを使用し、根の先まである神経を取りながら拡大していきます

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(根管長測定器や難しい場合にはマイクロスコープを使用します)
⑥ 根管に消毒薬をおき、きれいになったところで根管充填材を入れますimage
⑦ 詰め物 または被せ物を入れていきます
被せ物の場合はしばらく仮歯で様子をみる場合があります

 

 

注意しておきたいのが、治療中そのまま来院されない、中断です
消毒の効果がなくなったり、逆に悪い作用を起こすことがあります
仮蓋が外れたりした時も、根管が感染を起こさないように早く連絡をお願いします

根の状態が悪くなると歯を抜かないといけなくなる場合もありますので、必ず
最後まで治療を終わらせるまで頑張りましょう

 

 

気になる方は気軽にお声掛け下さい

 

 

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