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保険治療の部分入れ歯(部分義歯)

2016/12/02



 

部分入れ歯(部分床義歯)とは、
欠損歯が1本だけの場合から、歯が1本しか残っていない場合まで対応できる治療です。

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1.入れ歯の作り方                   

お口の中の型を採ります。
入れ歯の高さを決めます。
入れ歯の歯並びを決めます。
完成です。
(途中何回か高さ、歯並びを合わせることがあるので
                                                      4回以上かかることもあります。)  
※部分入れ歯は、金属の引っかけで固定します。

 

2.総入れ歯と部分入れ歯の違い

 

部分入れ歯のメリット

総入れ歯に比べて、部分入れ歯には大きなメリットがいくつもあります。

 

⚫︎健康な歯は残せます

あくまでも歯のない部分だけが入れ歯になり、健康な歯は残ります。

 

⚫︎調整しやすい

総入れ歯の場合は、年月とともに口の中が変形し、入れ歯が合わなくなると

作り変えなければならなくなりますが、部分入れ歯の場合は、

仮に口の中が変形して形が合わなくなったとしても、

部分入れ歯を調節することによって、

その後も同様に入れ歯として使うことができます。

 

⚫︎総入れ歯よりもしっかり固定できる

総入れ歯は、口の中に固定するための部分がなく、入れ歯と歯茎の吸着力だけが頼りですが、

部分入れ歯の場合はご自身の歯に引っ掛ける形になっているので、

口の中でずれたり、違和感が起こったりするケースが少なくなりまます。

 

3.お手入れ

鉤歯部分の清掃

⚫︎「入れ歯の金具(クラスプ)がかる部分」はていねいに磨く


「入れ歯の金具がかかる歯」や「まわりの歯茎」は、

特に汚れがたまりやすく、むし歯や歯周病になりやすい部分です。
ヘッドの小さな歯ブラシや、タフトブラシなどを使って、ていねいに磨きましょう。

 

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⚫︎「孤立した歯」は毛先がきちんと当たるように工夫する


「孤立した歯」は、歯のすべての面に歯ブラシの毛先がきちんと当たるよう、

角度を工夫しながらていねいに磨きますしょう。

 

■入れ歯の清掃  

入れ歯は一人一人の歯の欠損に応じて作製されるオーダーメイドですから、構造が複雑です。

そのため、一見きれいに見えても、実際には磨かれていない部分も多くあります。

意外に見落とされやすいのが、薬を飲んだ後の汚れです。

細粒が入れ歯の裏側に入り込み、汚れとなることがよくあるのです。

 

⚫︎入れ歯の床の内面、金具の内側、残っている歯との接触面は特に汚れが
   取れにくいので、ていねいに磨きましょう。
⚫︎入れ歯を落として排水溝に流さないよう、洗面器を使用してください。
⚫︎入れ歯専用歯ブラシがなければ、一般の歯ブラシでも清掃できます。
 ⚫︎歯磨き粉など(研磨剤が入ってるもの)は、入れ歯を傷付けるので使用しないこと。

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■保管


⚫︎取り外した入れ歯は、乾燥させるとひび割れや変形を起こしてしまいます。
   保存容器の水の中に浸して保管し、水は毎日交換しましょう。
⚫︎変形・変質の原因となるので、熱湯やアルコールでの消毒は避けましょう。
⚫︎認知症の人は、施設等で他人の入れ歯をつけたり、紛失したりすることもあるので、
入れ歯に名前を入れることをお勧めします。


※お口の状態によっては、寝る時も義歯を装着したままにするように指示がある場合があります。

 

まとめ


一般に部分入れ歯が選択されるのは、

ブリッジで対応できない場合(連続した欠損歯が多数ある場合など)や、

ブリッジが可能でも患者さんが「歯を削りたくない」と要望したときなどに対応しています。

 

歯がないところをそのままにすると、他の歯もなくなってしまうかもしれません。

それを防ぐためには、部分入れ歯が必要です。今残っている歯をほとんど削らず作る事ができます。

歯を抜いた後はそのままにせず、歯科医院で相談してみてください。

定期的に検診する事で今、残っている歯をこのまま維持する事をお勧めします。

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