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最近、お口の中の細菌どう?

2015/09/21



最近!お口の中の細菌どう?
みなさん〜お口の中に細菌がいることを知っていますか?

その中には、むし歯の原因になる細菌もいます。

では、むし歯の原因とは、どういうものでしょう。

1むし歯の原因とは?

歯質   年齢、生活環境、遺伝など色んな事が原因となり、歯が弱くてむし歯になりやすい方もいます。

むし歯菌 口の中には、むし歯を引き起こす細菌がたくさん存在します。

食べ物 (糖質 ) 食べ物や飲み物の中の糖分を細菌が利用して、むし歯の原因となる成分を作り出します。

時間  食べ物や飲み物を口にしてから、歯を磨くまでの時間が、むし歯の発生に関わります。
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この条件が重なるとむし歯が発生します。

2.むし歯菌とは?

ミュータンス菌

酸を作り出し歯を溶かしていきます。
 ミュータンス菌は最初から口腔内に存在しているのではなく、口移しや食器の共有などによって、
感染者の唾液が口に入ること によって感染します。

ラクトバチラス菌

普段私たちが口にする、炭水化物や砂糖、乳酸菌飲料にも 含まれます。

この菌がミュータンス菌が作り出した溶けた歯をむし歯へと進行させてしまうのです。

むし歯や不良補綴物、詰め物などに住み着きます。

 

3.ミュータンス菌を減らすには?

『フッ化第一スズ』という種類のフッ素配合されているホームジェルを使用する

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キシリトールが50%以上配合されているガム.タブレットを食べる

歯科医院でのクリーニング

ご家庭での歯磨きだけではやっかいな歯垢や歯石は落とせません 。

むし歯予防は患者様ご自身が毎日行いましょう。

セルフケアと定期的に行う歯科医院のプロフェッショナルケアの両方が大切です。

4.ラクトバチラス菌を減らすには?

糖分の多い食べ物を食べる回数を減らす

丁寧に歯磨きする

磨く順番を決めましょう 。効率よく磨き残しがなくなります。

むし歯になりやすいのは大きく分けて3ヶ所です。

 歯磨きでは落とせない部分はフロスや歯間ブラシを使用します。

菌の住みかをなくす

  ラクトバチラス菌はツルツルした歯には住み着く事はありません。

 しかし、むし歯の穴や銀歯、詰め物と歯の間に住み着くため、むし歯の治療や劣化した詰め物は新しく

作り直しましょう。

 

最後に

小さいお子さんのいる家庭では、みんなでむし歯菌の感染を抑えるようにしましょう。

むし歯菌は、完全に除菌する事は不可能ですが、そのむし歯菌をコントロールすること。

自分の歯には、どんな種類の菌がいて、どのくらいの数がいるのか、

むし歯になるリスクを減らすなどが出来ます。

健康な歯でいるためにもリスク診断を受けてみて下さい。

      ※むし歯リスク診断の検査については、ご相談下さい。

                  むし歯菌は感染します!

                    つまり、移るんです‼️

    そして、むし歯菌を減らす事が出来るんです!

                     そう〜減らすんです‼️

 

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