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歯周病を予防する

2015/11/20



歯周病とは歯ぐきや歯を支えている組織(歯周組織)や骨に炎症が起こり、
歯ぐきから出血したり膿が出たり、歯がグラグラしたりする病気のことです。
中高年の80%は歯周病にかかっているのです。

歯周病は慢性化すれば口の中だけにとどまらず、病原性を持った細菌が血液中に
入り、口から離れた心臓や肺などに悪い影響を及ぼすことが分かってきました。

 

歯周病は治るのか?

歯周病の初期は歯肉の炎症だけで治る可能性もありますが、ひどくなってくれば
骨が溶けてしまいます。
溶けた骨は元どおりになることはありません。
いかに進行をとめるのかがとても大事です。

 

歯周病予防リスト

1. 家庭での丁寧なプラークコントロールです。
歯間ブラシ、糸ようじも自分にあったものを使用します。

2. 定期検診を受けて口の中をチェックしてもらい、歯石、歯垢(プラーク)を
とってもらいましょう。継続することが歯周病予防の秘訣です。

3. 噛み合わせをみてもらいましょう。
強すぎる噛み合わせは歯周病を悪化させます。

4. タバコを吸っている方は注意しましょう。
タバコに含まれる「ニコチン」は血液の流れを悪くし、身体の抵抗力を
下げますので歯周病になりやすく、治りにくいのです。

5. 適度な運動と規則正しい食事も予防の一つです。

6. ストレスも歯周病を悪化させる要因の一つです。

                           私たちと一緒に歯周病ケアを頑張りましょう!

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